[12日 ロイター] - フロリダ大学の「米選挙プロジェクト」の集計によると、米大統領選の期日前投票が1000万票を超えた。2016年の大統領選の水準を大幅に上回っており、投票率の高さを示している。
米国では、新型コロナウイルスの流行を背景に、特に民主党支持者の間で、期日前の郵便投票が増えている。
共和党のトランプ大統領は、郵便投票が不正の温床になると繰り返し警告しているが、根拠は示していない。
米選挙プロジェクトによると、期日前投票のデータを報告している州では合計1040万人近い有権者が投票を済ませた。
これに対し、2016年の10月16日時点で期日前投票を済ませた人は140万人だった。
ミネソタ、サウスダコタ、バーモント、バージニア、ウィスコンシンの各州では、期日前投票数がすでに2016年の投票数全体の20%を超えているという。