[シドニー 15日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は15日、雇用・成長支援に向けた金融政策パッケージの一環として、より長期の国債を買い入れることにどのようなメリットあるか検討していると述べた。
シドニーで行った講演後の質疑応答で、現行の国債買い入れプログラムを拡大し、より長期の国債も対象に含めることで「主要な優先課題」である雇用創出を後押しできるかどうか検討していると述べた。
この発言を受け、豪10年債先物
ロウ総裁は講演で、政策金利を現行の0.25%から0.10%に引き下げる可能性にも言及した。