[ソウル 15日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、台風や洪水の被害を受けた地域の復興計画の一環で進められている住宅建設の現場を訪れた。国営メディアが15日に伝えた。
金委員長は今週、被災地の復興を支援するため今後5年間で少なくとも2万5000戸の住宅を建設する方針を示していた。
労働新聞は1面に金委員長が東部の洪原郡などに建てられた住宅を視察している様子を伝えた。これらの住宅は軍や労働党のメンバーが建設した。
朝鮮中央通信(KCNA)によると、金委員長は、住宅が完璧に建てられたと満足感を示し、住宅は党委員の忠誠心の結晶だと評価した。
北朝鮮は今年の夏、集中豪雨や台風に見舞われ、降雨量は25年で2番目に高い水準を記録。交通機関もマヒし、多くの家屋が崩壊した。