[北京 15日 ロイター] - 中国外務省の趙立堅報道官は15日の定例記者会見で、米国は外国企業を圧迫するために国家の安全保障概念を乱用していると述べた。米国が中国金融会社アント・グループを禁輸リストに加える可能性があるとのロイター報道を受けた。
ロイターは関係筋の話として、中国の電子商取引大手アリババ・グループ傘下のアント・グループについて、新規株式公開(IPO)前に事実上の禁輸リストである「エンティティー・リスト」に追加するよう国務省がトランプ米政権に提案したと伝えた。
趙報道官は、中国企業の正当な権利と利益を守るため必要な措置を取り続けるとした。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201015T085419+0000