💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

米ベーカー・ヒューズ、第3四半期は3期連続の赤字 需要低迷続く

発行済 2020-10-22 14:02
更新済 2020-10-22 14:09
© Reuters. 米ベーカー・ヒューズ、第3四半期は3期連続の赤字 需要低迷続く
BKR
-

[21日 ロイター] - 米石油サービス大手ベーカー・ヒューズ (N:BKR)が21日発表した第3・四半期決算は、3四半期連続の赤字となった。同社は、新型コロナウイルス感染拡大を受けたコモディティー価格の下落が引き続き石油設備やサービス需要を圧迫する可能性があるとの見通しを示した。

ロレンゾ・シモネリ最高経営責任者(CEO)兼会長は「上期に大きく混乱した石油市場はある程度安定したが、需要回復ペースは横ばいになりつつあり、生産能力は依然過剰で今後の大幅変動につながる可能性がある」との見方を示した。

同社は7月に原油価格の長期的な変動に備えて一段のコスト削減を行うと発表。シモネリ氏は、事業を適切な規模にし、年末までに7億ドルのコストを削減する目標に向け順調に進んでいると説明した。

決算発表を受けて株価は上昇し、21日は約3%高で取引を終えた。

チューダー・ピッカリング・ホルトのアナリストは、リストラやコスト削減の取り組みが明らかに成果を上げていると指摘した。

第3・四半期の純損失は1億7000万ドル(1株当たり0.25ドル)。前年同期は5700万ドル(同0.11ドル)の黒字だった。

調整後の1株当たり利益は0.04ドルで、リフィニティブがまとめたアナリスト予想と一致した。

売上高は14%減の50億5000万ドル。ただ、アナリスト予想(47億8000万ドル)は上回った。

油田サービス部門の売上高は31%減の23億1000万ドル。同部門は売上高の46%近くを占めた。

油田設備部門の受注は58%減少した。

© Reuters. 米ベーカー・ヒューズ、第3四半期は3期連続の赤字 需要低迷続く

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます