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米司法委が最高裁人事を可決、民主はボイコット 本会議で承認へ

発行済 2020-10-23 00:00
更新済 2020-10-23 03:27
© Reuters. 米司法委が最高裁人事を可決、民主はボイコット 本会議で承認へ

[ワシントン 22日 ロイター] - 米上院司法委員会は22日、トランプ大統領が連邦最高裁判所判事に指名したエイミー・バレット氏(48)の人事案を賛成多数で承認した。共和党が多数を占める上院は26日に予定する本会議で同案を可決する見通し。

司法委は民主党委員10人がボイコットする中で採決を行い、共和党委員12人が賛成した。上院(定数100人)は共和党が53議席で多数を握っており、本会議での可決は確実とみられる。

司法委のグラム委員長は、民主党のボイコットについて「彼らが決めたこと」とし、民主党による委員会の乗っ取りは認めないと述べた。

民主党は保守派のバレット氏承認に強く反対してきた。同氏が就任すれば、最高裁判事は保守派6人・リベラル派3人という構成になる。

© Reuters. 米司法委が最高裁人事を可決、民主はボイコット 本会議で承認へ

トランプ大統領はツイッターで、司法委の決定を評価した上で「きょうは大切な日だ」と述べた。

民主上院トップのシューマー院内総務は記者団に、上院で多数を握る共和党が「最高裁判事指名の長い歴史の中で、最も性急かつ党派的で、正当性を欠いた手続きを進めている」と批判した。

*内容を追加しました。

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