[22日 ロイター] - 米大統領選が約2週間後に迫るなか、米連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省は22日、ロシアが関与したハッカー集団が州や地方政府のネットワークへの不正侵入を試みており、2件の情報漏洩が発生したと明らかにした。
FBIと国土安全保障省がウェブサイトに掲載した資料によると、少なくとも9月から米国の州や地方政府機関などをターゲットにした国家関与が疑われるサイバー攻撃が複数あった。ネットワークに不正に侵入し、2つの攻撃対象のデータが盗まれたという。
どの政府機関が攻撃対象になったかは公表していない。
米国では11月3日の大統領選を前に、サイバー攻撃が活発化することへの懸念が高まっている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201022T225157+0000