[ベルリン 31日 ロイター] - ドイツのメルケル首相が所属する与党・キリスト教民主同盟(CDU)は来年1月半ばに新党首を選出する。同党のツィーミアク幹事長が31日、ツイッターで明らかにした。
12月4日に開催予定だった党大会は新型コロナウイルスの感染再拡大のため、延期が既に発表されていた。[nL4N2HH4P6]
ツィーミアク幹事長によると、党首選に立候補している元議員のフリードリヒ・メルツ、ノルトライン・ウェストファーレン州首相のアルミン・ラシェット、議員で外交政策通のノルベルト・レトゲンの3氏は1月半ばの党大会開催に同意したという。
党員の間ではメルツ氏の人気が高いものの、党エリートの間ではラシェット氏が好まれている。
党大会は対面での開催が不可能な場合はオンラインで開催する。最終的な形式は12月14日に決定するという。
メルケル首相は2021年10月24日までに実施される総選挙で再選を目指さない意向を表明しており、党首選の勝者が次期首相の座に最も近い候補になる。