[ジュネーブ 6日 ロイター] - 世界貿易機関(WTO)が次期事務局長指名のために9日に予定されていた会合を延期したことがロイターが入手したWTO文書で分かった。
WTO選考委員会は先月、次期事務局長にナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ元財務相を推薦する意向を表明。ただ、米国は韓国産業通商資源省の通商交渉本部長、兪明希(ユ・ミョンヒ)氏を支持するとし、選考委の方針に反対する考えを示していた。
WTO文書は「公衆衛生を巡る情勢などを踏まえ、11月9日に正式な決定を行う状況にはない」とした。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201106T170611+0000