[パリ 8日 ロイター] - フランスの急進左派リーダーで2012年と17年の大統領選に出馬したジャン・リュック・メランション氏が8日、世論の十分な支持が得られれば2022年の大統領選で3度目の出馬に踏み切る意向を明らかにした。
メランション氏は、マクロン政権の経済政策を批判する急先鋒で、反政府活動「黄色いベスト」運動を支持した。17年大統領選の第1回投票では、予想外の19.5%の得票率を記録している。
同氏はTF1テレビのニュース番組で「人々のために、トンネルの向こうに灯りを点さなければならない。われわれは違う方法で事を成すことができる」と述べた。
また、「(大統領選出馬の)用意がある」と述べたが、それはネット署名で15万人が賛成した場合に限ると付け加えた。
同氏は政府の新型コロナウイルス感染対策をしばしば批判している。