[ワシントン 9日 ロイター] - 米共和上院トップのマコネル院内総務は9日、トランプ大統領には米大統領選の「不正」を調べる権利が完全にあるとの見方を示した。
上院での演説で、民主党のバイデン候補の勝利を認めないと表明。「トランプ大統領には大統領選の不正を調べ、法的な手続きを検討する権利が100%ある」と述べた。
こうした中、身内の共和党からは同日、コリンズ上院議員とサッシー上院議員がバイデン氏に祝意を表明。コリンズ氏は次期政権への移行が重要と訴えた。大半の共和党議員は選挙結果について公式コメントを避けている。
一方、リンゼー・グラム上院議員など一部議員は、トランプ氏は戦い続けるべきだと主張している。グラム氏は9日記者団に対して、仮にトランプ氏が法廷闘争で敗れたとしても、2024年の大統領選出馬を検討するようトランプ氏に促すつもりだと述べた。
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