[エレバン/バクー 10日 ロイター] - アルメニア、アゼルバイジャン、およびロシアの3カ国は、約1カ月以上にわたり続いたナゴルノカラバフ地域の帰属を巡る紛争を終結させるための協定に署名したと明らかにした。
アルメニアのパシニャン首相が10日、まずソーシャルメディア上で協定に署名したと発表し、ロシア側とアゼルバイジャンのアリエフ大統領もその後これを確認した。
アリエフ氏は、ロシアのプーチン大統領とのテレビ放映されたオンライン会談で「3カ国が署名した声明は、紛争解決に向け(重要な)ポイントになる」との見方を示した。
プーチン大統領は、ロシアの平和維持軍がナゴルノカラバフの紛争地域に配備されると説明した。
ナゴルノカラバフ地域の指導者はフェイスブックで、「できるだけ早期に紛争を終わらせる」ことに合意したと述べた。