[ワシントン 9日 ロイター] - 米政府は9日、大統領選で勝利したバイデン前副大統領が政権移行に向けて協議を行なっている地元デラウェア州ウィルミントン上空の飛行規制期間を、大統領就任予定日である来年1月20日まで延長した。
この規制は8月、バイデン氏が民主党の大統領候補に指名されたことを受けて発動された。大統領警護隊(シークレットサービス)と米連邦航空局(FAA)はロイターの取材にコメントを控えた。
規制では、バイデン氏が7日に勝利宣言し、協議会場としているチェースセンターを含む約5キロ四方について、政府の許可なしに3000フィート(914メートル)以下を飛行することがほぼ禁止されている。またこの空域では3000フィート以下のドローン(小型無人機)の飛行が全面禁止となっている。