[ベルリン 11日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は11日、来週に東京を訪れて来年に延期された東京五輪に関する協議を行うと述べた。
バッハ会長は滞在期間が15日から18日になると明らかにしたが、政府高官や菅義偉首相との会見の詳細については明らかにしなかった。
バッハ会長は「私たちは来年、新型コロナウイルスへの対策に何が必要かを感じ取るための決定的な段階に近づいているため、この訪日は重要だ」と述べた。
また、バッハ会長は来年7月と8月の五輪に観客や国外からの旅行者が許可されるかどうかを話すのは時期尚早だとしたが、最近の日本で開催されているスポーツイベントが有観客で行われていることは自信を与えるものだと話した。