[香港 13日 ロイター] - 香港特区政府が13日発表した第3・四半期の域内総生産(GDP)確報値は前年同期比3.5%減となり、速報値の3.4%から下方修正された。新型コロナウイルス感染拡大が個人消費や貿易、観光に打撃となった。
前年比で減少するのは5四半期連続。ただ、感染拡大が一服したことでマイナス幅は縮小している。中国本土の経済回復を背景に内外需ともに段階的な改善がみられるという。第2・四半期は9.0%のマイナス成長だった。
季節調整済み前期比では2.8%増。第2・四半期は0.1%減だった。
また、政府は2020年通期のGDP見通しを6.1%減に修正した。前回見通しは6―8%のマイナス成長としていた。