[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)は16日公表した月報で、12月の国内主要シェール層7カ所からのシェールオイル生産量は日量13万9000バレル減少の751万バレルとの見通しを示した。6月以来の低水準となる見込み。
ヘインズヒル層以外の6カ所で生産が減少するとみられている。
最も多く減少するのはテキサス州とニューメキシコ州にまたがるパーミアン層で、日量約3万7000バレル減の430万バレルとなる見込み。減少幅は5月以来の大きさ。
2番目に多く減少するのはバッケン層で、日量約3万2500バレル減の113万バレルと予想した。
全体量としては3カ月連続で減少する見通し。
一方で新型コロナウイルスのワクチン開発進展への期待が石油価格を押し上げており、産油量は緩やかに回復している。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201116T234945+0000