💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

EU、対トルコ制裁を検討へ 10日からの首脳会議で判断

発行済 2020-12-07 14:41
更新済 2020-12-07 14:45
© Reuters. EU、対トルコ制裁を検討へ 10日からの首脳会議で判断

[ブリュッセル 7日 ロイター] - 欧州連合(EU)は、東地中海のガス田探査を巡りトルコに制裁を科すべきか7日の外相会議で検討し、10日からの首脳会議で決定する。

EU首脳は10月、東地中海の係争海域での探査を停止しなければ結果に直面すると警告している。

トルコが11月下旬に地震探査船を帰港させたことで緊張は和らいだが、EU当局者や外交関係者らによると、リビア、シリア、ロシアを巡る問題やトルコ国内での権威主義的な動きなどを背景に、EUは態度を硬化させている。

あるEU高官は「10月より状況は悪化しており、各国首脳は措置を検討すべきとの見方に異論を唱える加盟国があるとは承知していない」と語った。

EUによると、トルコの探査・調査船はギリシャとキプロスが権益を主張する海域で活動を続けている。

対トルコ制裁を巡る決定は、現在EU議長国を務めるドイツが鍵を握る。同国は当初、ギリシャとトルコの間を仲介する方向に期待を寄せていたが、トルコが10月にキプロス沖で中断していたガス田探査を再開させたことに反発。あるEU外交筋は「ドイツの我慢にも限界がある」と述べた。

フランスと欧州議会は制裁を科すべきとの立場。欧州議会は11月26日、EUにトルコへの制裁導入を求める拘束力のない決議を採択した。ただ、トルコの探査船「オルチ・レイス」の帰港などを考慮してEUは制裁を見送る可能性もある。

© Reuters. EU、対トルコ制裁を検討へ 10日からの首脳会議で判断

EU外交筋は「制裁は(選択肢として)テーブルの上にあるが自動的ではない」と語った。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます