[コペンハーゲン 9日 ロイター] - デンマーク中央銀行は9日、新型コロナウイルス感染拡大を抑制するための新たな封鎖措置によって、来年の景気回復が当初の予想よりも緩やかになるとの見通しを示した。
中銀は来年の成長率を2.7%とし、従来予想の3.6%から引き下げた。2022年については2.3%から3.2%へ引き上げた。今年はマイナス3.6%の予想を据え置いた。
声明で「制限の影響を受ける業界は冬の間も一時的な支援を必要とする可能性がある。公的債務の水準は低く、一般的には金融支援を行う余裕がある状態だ」と指摘した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201209T085136+0000