[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米タイム誌は10日、毎年恒例の「今年の人(パーソン・オブ・ザ・イヤー)」を発表、バイデン米次期大統領とハリス次期副大統領を選んだ。最終候補には大統領選で敗北したトランプ大統領の名前もあった。
同誌はウェブサイトの発表文でバイデン氏とハリス氏は「復興と再生の片道切符を提供し、米国人はそれを買った」と説明した。
トランプ氏は2016年の大統領選での予想外の勝利から1カ月後に同誌によって「今年の人」に選ばれている。
トランプ氏以外の今年の最終候補は新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)と戦う医療従事者と、白人警官が黒人男性のジョージ・フロイドさんの首を膝で押さえつけて死亡させた5月25日の事件に端を発する反人種差別デモの参加者で、どちらも集合体だった。