[ブリュッセル 14日 ロイター] - 欧州連合(EU)で英国のEU離脱問題を担当するバルニエ首席交渉官は14日午前、英国との通商交渉の現状について、加盟国大使に説明した。
外交関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、バルニエ氏は、交渉がわずかに進展したものの、国家補助金についてまだ溝があると発言。漁業権については溝がさらに深まったとの認識を示した。
執行のメカニズムについては「わずかな進展」があったが、国家補助金の問題では意見が一致しておらず、漁業権の問題では「逆戻り」していると述べたという。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201214T090922+0000