[フランクフルト 5日 ロイター] - ドイツのエネルギーバランスに関する統計データを公表しているAGEBによると、同国の一次エネルギー消費は2020年に8.7%減少し、過去最低となった。新型コロナウイルス感染拡大で需要が減少した。
事前予想の7─12%減と一致した。
ドイツのエネルギー消費は、長期的なサービス産業へのシフトと効率化により、2019年にすでに、1970年代初め以来の低水準に減少していた。
一次エネルギーは、加工せず自然にあるままの形状で供給される化石燃料や再生可能エネルギーなどを指す。
AGEBによると、20年の一次エネルギー消費量は石炭換算ベースで3億9880万トンだった。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210106T025455+0000