[ソウル 7日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は第8回朝鮮労働党大会で、国家防衛力の強化に向けて軍事能力を増強する考えを表明した。北朝鮮メディアが7日報じた。
党大会は5日に開会。金委員長は2日目となる6日に「国民の生活水準改善で具体的成果」を上げるための政策を議論。前日には、昨年までの国家経済発展5カ年計画は「ほぼ全ての分野」で目標を達成できなかったと述べていた。
国と国民の「平和的環境」を確保するため、「国家防衛力をさらに高い水準に引き上げる」必要性を訴え、実現に向けた目標を提示した。
党大会の開催は2016年以来。その前は1980年で、開催される間隔が長くなることが多い。