[台北 8日 ロイター] - 米国連代表部は、クラフト国連大使が今月13─15日の日程で台湾を訪問し、台湾当局の高官と会談すると発表した。中国はこの動きを「火遊び」と非難した。
米国連代表部は、クラフト大使の訪台では「一つの中国」政策に沿って、「台湾の国際空間への米政府の強力な支持を強化する見通し」とした。
また「台湾による国際社会への素晴らしい貢献や、国際組織への有意義かつより幅広い参加の重要性」について、大使が訪台中に講演を行うとした。
中国の国連代表部は「火遊びをする者は誰もがやけどを負うことを米国に忠告しておきたい。米国は誤った行動に高い代償を払うことになる」とし、訪台に強く反発。
「中国は米国に、常軌を逸した挑発をやめ、中米関係や国連における両国の協力に新たな困難を作り出すのをやめるとともに、誤った道をこれ以上進まないよう強く促す」と表明した。
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