[ロンドン 12日 ロイター] - 石油タンカー追跡会社ペトロ・ロジスティクスは12日、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国で構成する「OPECプラス」による協調減産の順守率が12月に75%に低下したという推計を公表した。昨年5月に始まった協調減産では最低水準。
同社によると、OPE加盟国の順守率は82%に低下。11月から10ポイント下回った。最大の輸出国サウジアラビアは前月から10ポイント低下の92%だった。
非加盟国の順守率はさらに低く、前月から8ポイント低下の64%となった。
一方、ロイターの調査によると、OPECの12月順守率は99%で、ペトロ・ロジスティクスより高い。プラッツの調査では、OPECプラスの順守率も99%だった。