[ワシントン 14日 ロイター] - 米国のバイデン次期大統領は、新政権の中国担当高官に2016年の大統領選でヒラリー・クリントン候補の外交政策アドバイザーを務めたローラ・ローゼンバーガー氏を起用する。政権移行チームが明らかにした。
ローゼンバーガー氏は現在、米ジャーマン・マーシャル財団のシニア・フェロー。オバマ政権時代に国家安全保障会議(NSC)の中国・韓国担当高官を務めたほか、国務省の役職も歴任している。
バイデン政権でインド太平洋調整官の起用が決まったカート・キャンベル氏に直属する。
対中関係はトランプ政権の任期最後の1年で急速に冷え込んでおり、バイデン政権は対中政策で難しい舵取りを迫られる。