[クアラルンプール 18日 ロイター] - マレーシアのムヒディン首相は18日、150億リンギ(37億1000万ドル)相当の追加経済対策を策定する方針を示した。
追加対策には、医療従事者向けの物資調達に10億リンギを支出することを始め、金融機関への融資返済猶予期間の延長や返済計画の見直し、低所得者向け現金支給、賃金支払い支援の拡充などが含まれる。
マレーシアは12日、新型コロナウイルス感染拡大を抑制するため、全土に非常事態を宣言。首都クアラルンプールおよび5州でロックダウン(都市封鎖)も導入した。
ムヒディン首相は、今回の移動制限は前回3月の措置ほど経済に影響を及ぼさないとの見方を示した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210118T100943+0000