[ワシントン 21日 ロイター] - 米商品先物取引委員会(CFTC)のヒース・ターバート委員長が21日、辞任した。後任の有力候補にはジョージタウン大学のクリス・ブルマー教授の名前が挙がっている。
複数の関係筋が明らかにした。近くホワイトハウスが決定を下す見通し。ホワイトハウスとブルマー氏のコメントは取れていない。
CFTCは21日、ロスティン・ベナム委員が委員長代理を務めると発表した。
ターバート氏は、トランプ大統領の指名を受けてCFTC委員長に就任。5人の委員の1人にもなった。民間に復帰する計画がまとまるまで委員を続ける。
ブルマー氏はジョージタウン大学国際経済法研究所の学部長。仮想通貨などのデジタル技術や国際金融を研究しているほか、最近では金融規制当局に黒人が少ない点について論じ、注目を集めた。