[ロンドン 25日 ロイター] - 石油タンカー追跡サービスのペトロ・ロジスティクスは25日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国で構成する「OPECプラス」による減産順守率について、1月はこれまでのところ平均85%になっているという調査結果を明らかにした。
OPECプラスは昨年12月、今月から減産規模を日量50万バレル縮小し、同720万バレルとすることで合意した。
一方、ペトロ・ロジスティクスの発表では、生産が予想外に縮小していることが示され、減産順守率も12月から上昇。11カ月ぶり高水準付近の原油価格をさらに支援する可能性がある。
同社によると、1月の順守率は100%近くなるとし、先に発表した12月予想の82%を上回る見通しを示した。