[東京 26日 ロイター] - 26日の原油先物は軟調。新たな米景気刺激策が早期に承認されるとの期待が後退したほか、世界的に新型コロナウイルス感染者が増えていることを受けた。
0135GMT(日本時間午前10時35分)時点で、北海ブレント原油先物は0.15ドル安の1バレル=55.73ドル。25日は約1%上昇した。
米WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は0.05ドル安の1バレル=52.72ドル。
11カ月ぶりの高値を最近付けた原油先物は、新型コロナの流行が続く中、需要回復状況を巡る疑念に絶えず見舞われている。バイデン米政権による追加刺激策への期待がこうした疑念を相殺していたが、短期間に相次いで大規模なコロナ対策法案を承認することに一部の共和党議員は難色を示しており、承認時期を巡る懸念が強まっている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210126T030852+0000