[ワシントン 26日 ロイター] - 米議会上院は26日、ベテラン外交官のアントニー・ブリンケン氏がバイデン政権の国務長官に就く人事案を78対22の賛成多数で承認した。
ブリンケン氏はバイデン氏の長年の朋友で、オバマ政権で国務副長官や国家安全保障担当の大統領副補佐官を務めた政策通とされる。
反対票は全て共和党員が投じた。
上院外交委員会は先週、同人事案を承認。ブリンケン氏は同委員会で、同盟国との連携強化を図り、トランプ政権下で悪化した米国の外交を復活させ、ロシア、中国、イランがもたらす課題に対抗するための共同戦線を構築すると語った。
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