[パリ 27日 ロイター] - 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により東京五輪が開催を懸念されているなか、2024年パリ五輪組織委員会は27日、「東京で何が起きても24年大会は問題なく行われるだろう」と語った。
20年に開催されるはずだった東京五輪は新型コロナの影響で今年に延期されたが、ウイルスが引き続き猛威を振るうなかで開催に懸念が出ている。
一部では東京五輪を24年まで延期する要望の声も出ているが、パリ五輪組織委員長のトニー・エスタンゲ氏は「IOC(国際オリンピック委員会)との会合では、再延期があるという印象はない」と語り、パリ五輪は予定通り行われるとの見解を示した。
そして「パリの24年大会は東京の運命とは関係ない」とし、現状がもたらすパリ五輪への影響は非常に限定的だと強調した。