💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

ロシア各地で再び抗議デモ、5000人超拘束 ナワリヌイ氏釈放要求

発行済 2021-02-01 07:54
更新済 2021-02-01 08:00
© Reuters. ロシア各地で再び抗議デモ、5000人超拘束 ナワリヌイ氏釈放要求

[モスクワ 31日 ロイター] - ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏の釈放を求める抗議運動が31日、国内各地で開かれた。プーチン政権は治安部隊を動員して参加者を取り締まり、全国で5000人超を拘束した。

治安当局は大統領府周辺の道路や地下鉄駅などを通行止めにし、モスクワ中心部を事実上封鎖した。

抗議デモは23日に続き2回目。当局の許可を得ておらず、当局は抗議者らがデモの参加や呼び掛けを巡り、刑事訴追に直面する可能性があるとしていた。

ナワリヌイ氏の支持者らはソーシャルメディアで、デモの開催場所を幾度も変えモスクワ各地にデモ隊を分散させ、当局の対応を困難にした。

モスクワやサンクトペテルブルクでは当局が武力でデモ参加者らを拘束。テーザー銃を使用する様子も見られた。

人権団体「OVDインフォ」によると、モスクワでの1608人を含め、全土で少なくとも5021人が拘束された。ナワリヌイ氏の妻、ユリア氏も一時拘束されたが、その後釈放された。

ブリンケン米国務長官は、平和的なデモやジャーナリストに対するロシア政権による強硬策の持続的な使用を非難し、ナワリヌイ氏の釈放を求めた。

© Reuters. ロシア各地で再び抗議デモ、5000人超拘束 ナワリヌイ氏釈放要求

ロシア外務省はこれに対し、ロシア政権を抑圧するための戦略の一環としてデモ隊をあおろうとしているなどと非難。「このようなケースに米国が何をするかは周知のことだ。それは銃撃して殺すことだ」とした。

英国のラーブ外相も、抗議者やジャーナリストの拘束を非難。平和的な抗議運動を行う権利や言論の自由を尊重するよう政権側に求めた。

ナワリヌイ氏は、昨年8月の毒殺未遂事件後に療養していたドイツから1月17日に帰国、直後に空港で当局に拘束された。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます