[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米国時間の原油先物は2%を超えて上昇した。米原油在庫の減少に加え、米北東部の記録的な寒波を受けた燃料需要増で押し上げられた。
清算値は、北海ブレント先物が1.31ドル(2.4%)高の1バレル=56.35ドル、米WTI先物が1.35ドル(2.6%)高の53.55ドル。1月は双方とも約8%上昇した。
アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルドフ氏は「原油受け渡し拠点のオクラホマ州クッシングの在庫減のほか、寒波による突然の燃料需要増、議会での追加新型コロナウイルス対策協議など、さまざまな要因が原油高につながっている」と述べた。
この日は米北東部一帯が猛烈な寒波に見舞われ、ニューヨークなどの都市部で鉄道の運休や空の便の欠航、学校の休校などが相次いだ。