[モスクワ 1日 ロイター] - ロシア連邦統計局が1日発表した2020年の国内総生産(GDP)速報値は前年比3.1%減と、過去11年で最大の落ち込みを記録した。
20年末に行われたロイターのアナリスト調査による予想は3.7%減、経済省の見通しは3.9%減だった。
統計局は、20年のマイナス成長は「新型コロナウイルス感染拡大抑制のための規制と世界的なエネルギー資源需要の減少に起因する」と指摘した。
2019年はプラス2.0%だった。
一方、同省は21年にはGDPはプラスに転じ、3.3%増になるとの見通しを示した。