[8日 ロイター] - 先週末に軍事クーデターへの大規模な抗議デモが行われたミャンマーでは、週明けも抗議活動の継続を呼び掛ける動きが見られている。街頭での抗議デモのほか、医師や教員、公務員らによるストライキも始まっている。
1988年にアウン・サン・スー・チー氏と共に民主化運動を主導した民主活動家のミン・コー・ナイン氏は「全ての政府職員に、8日は出勤しないよう求める」とした。
またある活動家は、遮断されているフェイスブックにVPN(仮想私設網)を介して接続し、平和的な抗議活動への参加を呼び掛けた。場所と時間は追って通知する、と投稿した。
ミャンマーでは先週末、最大都市ヤンゴンをはじめ各地で数万人が参加する抗議活動が行われた。抗議運動はこれまでのところ、武力弾圧があった1988年と2007年のデモとは異なり、大半が平和的に行われている。
国軍からのコメントは得られていない。国営テレビはデモに関する報道を行っていない。
当局は先週末、インターネット接続を遮断したが、それがかえって反発を招く結果となり、現在は解除されている。