[キャンベラ 12日 ロイター] - オーストラリアのフライデンバーグ財務相は12日、米国のアルファベット傘下のグーグルとフェイスブックに豪メディアのコンテンツ使用料支払いを義務付ける法案を来週、議会に提出することを明らかにした。
世界で初めて、グーグルとフェイスブックに記事の対価の支払いを義務付けることになる。法案は超党派の支持を得ており、今月中に成立する可能性がある。
グーグルは、同法案は実行不可能だとし、法案が成立すればオーストラリアから撤退を余儀なくされると主張している。
同法案を審議していた上院委員会は、法案に修正を加えるべきではないと勧告した。
グーグルとフェイスブックのコメントは取れていない。
両社は政府に対し法案の修正を要請。両社の幹部はモリソン首相、フライデンバーグ財務相との会談に臨んでいた。