[エルサレム 14日 ロイター] - イスラエルは、新型コロナウイルスワクチン接種政策を受けた段階的な日常復帰の一環として、3月9日ごろにレストランを再開するとともに、キプロスとの往来再開の方針を明らかにした。当局者らが14日に明らかにした。
イスラエルは、これまでに国民の41%以上が米ファイザーのワクチン接種を少なくとも1回受けたことから、2月23日からワクチン接種を完全に完了した人と、感染後に回復した免疫保持者を対象に、ホテルやジムを部分的に再開すると発表している。
入場には、今週公開される保健省のアプリ上に表示される「グリーンパス」を提示する必要がある。このアプリは各自の医療データに連動しているという。
新型コロナ対策の責任者、ナフマン・アッシュ氏は、ホテルの食堂やレストラン、カフェの再開は「3月9日ごろの予定」と述べた。
同氏は、Ynet TVに対し「新たな感染の波やロックダウン(都市封鎖)を避けるため、再開は段階的かつ慎重に行ないたい」と語った。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210215T003542+0000