[エルサレム 15日 ロイター] - イスラエル空軍は15日、戦闘力向上に向け、北部国境付近で「奇襲訓練」を開始したと発表した。同国北部はシリアやレバノンと国境を接している。
訓練は17日までの予定。訓練中は全土で航空機の往来が増え、北部では爆発音が聞こえる可能性もある、としている。
訓練では「北部戦線の戦闘シナリオを想定し、制空権の維持や防空、情報収集など空軍に課せられる主要任務の全項目についてテストを行う」という。
イスラエルはこれまでに、数百回に及ぶシリア空爆を行ったと発表。イスラエルと敵対するイラン関連の標的を対象にするほか、イランの支援を受けるレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラへの最新兵器搬入を防ぐためとしている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210215T063327+0000