[ワシントン 15日 ロイター] - 米国のハリス副大統領は15日、フランスのマクロン大統領と電話会談を行い、両国間の関係強化に向けた取り組みを表明した。
バイデン大統領は新政権発足以降、ハリス氏を様々なイベントに同席させており、ハリス氏を政務に大幅関与させたい意向とみられる。
マクロン氏との電話会談は、ハリス氏が外交分野でも役割を担うことを示している。ただ、ハリス氏の外交分野での経験はバイデン氏に比べるとずっと浅い。
ハリス氏のオフィスが発表した声明によると、マクロン氏とハリス氏は、新型コロナウイルス対策や気候変動、国内外での民主主義支援で2国間および多国間の緊密な協力が重要だとの認識で一致した。
また、中東やアフリカなどの地域の問題についても協議し、協力して対応する必要があることを確認した。
バイデン氏は先月、マクロン氏と既に電話会談を行っている。また、カナダのトルドー首相とも先月に電話会談をした。