[シンガポール 16日 ロイター] - 原油先物価格は16日のアジア時間の取引で上昇している。米テキサス州の製油所が寒波の影響で閉鎖していることが支援材料となっている。
イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアの空港をドローンで攻撃したと発表したことを受け、サウジからの供給に影響が出るとの思惑や、新型コロナウイルスのワクチン普及も相場を支援している。
0144GMT(日本時間午前10時44分)時点で、ブレント先物は0.11ドル(0.2%)高の1バレル=63.41ドル。
米WTI先物は0.62ドル(約1%)高の60.09ドル。
米テキサス州では、寒波の影響で製油施設が稼働を停止し、天然ガスや原油のパイプラインの稼働も制限されている。州内では約300万世帯と企業が計画停電の影響を受けている。