[オスロ 16日 ロイター] - ノルウェーの石油労組「セーフ」と経営側は16日、賃上げ交渉で合意し、モンスタッド・ターミナルでのストが回避された。
エネルギー各社を代表して交渉にあたった業界団体が合意を確認した。
石油会社エクイノールは、スト入りすればモンスタッド石油ターミナルの貯蔵および港湾取り扱い能力が不足して生産に影響すると懸念を示していた。
ノルウェーは西側で最大の石油・ガス生産国で、原油生産量は日量210万バレル、ガス生産量は同200万石油換算バレル。
労組セーフは、経営側との対立が長引けば、ストが他の沖合い油田に波及する可能性を警告していた。