[ワシントン 17日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は17日、グアテマラのブロロ外相と電話会談し、米国は不法移民問題が起きる原因に対処すると伝えた。
米国務省の声明によると、ブリンケン長官は不法移民発生につながっている「構造問題」として、地域特有の汚職、経済機会不足、および治安問題を挙げた。そのうえで、移民問題に対する「安全で秩序ある人道的なアプローチ」は両国の国益になると説明したという。
バイデン米大統領は、トランプ前政権が打ち出した多くの移民強硬政策を撤回すると公約。ある当局者によると、政府は今週、トランプ前大統領が実施したプログラムのためメキシコで足止めされている数千人の亡命希望者について、手続きを開始するという。