[シンガポール 18日 ロイター] - シンガポールとインドネシアは18日、外相会談を行いミャンマー情勢について協議した。関係者に対話を促し正常化を目指す上で東南アジア諸国連合(ASEAN)が重要な役割を果たすことができるとの見解で一致した。
シンガポール外務省が会談後に声明を発表した。
シンガポールのバラクリシュナン外相とインドネシアのルトノ外相はシンガポールで会談し、ミャンマー情勢を巡ってASEANが取り得る措置について協議した。
声明は「両氏は建設的な意見交換を促し可能な道筋を見出すために、ASEAN非公式閣僚会議をできるだけ早期に開催することへの強い支持を表明した」としている。
「外部パートナーを含む全ての主要な利害関係者との包括的な対話を(ASEANが)どのように促進するか」についても話し合ったという。
ただASEANは国内問題への不干渉を掲げており、ミャンマー国軍によるクーデターへの反応も加盟国によって異なることから臨時会議が実現するかは不透明だ。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210218T103817+0000