[ダカール 18日 ロイター] - ギニア保健当局と世界保健機関(WHO)は18日、今週末にエボラ出血熱用ワクチン1万1000回分以上が到着予定のほか追加も到着する運びで、22日にも接種が開始される可能性があると明らかにした。
WHOのモエティ・アフリカ地域事務局長は記者会見で、1万1000回分はジュネーブで準備され、ほかに8600回分以上が米国から供給されると説明した。
ギニアは先週末、エボラ熱の流行を宣言した。
ギニアでは、3人の感染確認と4人の疑い例が報告されており、このうち5人が死亡している。発生地は、6人が南東部、1人は南東部から900キロ以上移動し、首都コナクリの病院で治療を受けている。
保健当局は、ギニアとコンゴ民主共和国の感染拡大を月内に阻止したい考え。両国の感染に関連はないという。