[ジュネーブ 24日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は24日、国連人権理事会の理事国に今年、米国が立候補する方針を示した。
同長官は、国連人権理事会で米国の同盟国であるイスラエルが「不釣り合いな注目」を集めている状況を是正していくと表明した。
トランプ前政権は2018年に同理事会から離脱したが、バイデン政権は今月、同理事会にオブザーバーとして復帰すると発表した。
国連人権理事会の理事国は47。任期は3年で、今年10月に総会で投票が行われる。現在の理事国には英国、中国、ロシアなどが含まれる。
人権理事会は2006年に創設されたが、毎回、パレスチナ問題が議題に挙げられている。