[ムンバイ 24日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行、RBI)のダス総裁は24日、CNBCテレビ18の番組で、仮想通貨(暗号資産)について、金融の安定性にリスクをもたらす可能性があるとして、中銀は「深く懸念している」と語った。
総裁は、この懸念をすでに政府に伝えていると説明。中銀独自のデジタル通貨発行計画は「進んでいる」としたが、具体的な発行日を示すのは難しいと述べた。
インド政府は以前から民間の仮想通貨の取引に反対する姿勢を示しており、議会では今会期中にビットコインなど民間の仮想通貨を国内で禁じる法案の提出が予定されている。