[ニューデリー 26日 ロイター] - インド外務省は26日、ジャイシャンカル外相が25日に中国の王毅国務委員兼外相と電話で協議したと明らかにした。先週ヒマラヤ山脈西部の国境係争地帯からの軍の撤退で合意して以来、両国がハイレベルで接触するのは初めて。
両外相はホットラインの設置で合意したという。
インド外務省は声明で、国境紛争の早期解決を目指しているとし「現在の状況の長期化はどちらの側にも利益にならない」と指摘した。
また「すべての係争地点で撤退が完了すれば、より広範囲での部隊撤退と、平和と安定の回復に向けた両国の協力が可能になる」と表明した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210226T075601+0000