[シンガポール 1日 ロイター] - 1日の原油先物は1ドル超上昇。米大規模経済対策が前進したことで世界経済に対する楽観的な見方が台頭したほか、新型コロナウイルスワクチンの接種が進む中で石油需要が改善するとの期待を受けた。
0042GMT(日本時間午前9時42分)時点で、北海ブレント原油先物5月限は1.07ドル(1.7%)高の1バレル=65.49ドル。4月限は2月26日に期限を迎えた。
米WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は1.10ドル(1.8%)高の1バレル=62.60ドル。
Axiのチーフグローバル市場ストラテジスト、スティーブン・イネス氏は1日付ノートで「午前の原油価格は回復している。米国で景気刺激策法案が下院を通過、それを背景とした大部分のリスク資産の動きに沿っている」と指摘した。