[ベルリン 1日 ロイター] - ドイツのショルツ財務相は1日、新型コロナウイルス禍からの景気回復を後押しするため、財政収支の均衡化や政府の借り入れ制限を規定した「債務ブレーキ」が来年度も凍結される可能性が高いと表明した。凍結されれば3年連続となる。
社会民主党(SPD)の選挙公約を発表する記者会見で、インフラや気候保護、デジタル化への公共投資を高い水準で維持することが主要目標の一つであると述べた。
その上で3月24日に発表される来年度予算案に関し、当局者らは「来年も憲法のもとで可能になる様々な対応によって、危機の悪影響を確実に打ち消す必要がある」との考えで一致しているとした。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210301T222104+0000