[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米国時間の原油先物は下落した。サウジアラビアの石油関連施設がイエメンの親イラン武装組織フーシ派による攻撃を受けたことを受けアジア時間では1バレル=70ドルを超えていたが、施設に被害が出ていないことが判明し、下落に転じた。
北海ブレント先物はアジア時間では71.38ドルと、2020年1月8日以来の高値を付けたが、米国時間の取引の清算値は1.12ドル(1.6%)安の68.24ドル。
米原油先物は67.98ドルと、18年10月以来の高水準を付けたが、清算値は1.04ドル(1.6%)安の65.05ドル。
みずほのエネルギー先物責任者、ボブ・ヤウガー氏は「世界最大の石油施設に被害が出ていないことが判明し、原油価格は下落に転じた」と述べた。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210308T213846+0000